|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 衛星 : [えいせい] 【名詞】 1. satellite ・ 星 : [ほし] 【名詞】 1. star
シコラクス(英語:Sycorax、確定番号:Uranus XVII)は、天王星の衛星である。発見時の仮符号は S/1997 U 2ある。シコラックスとも表記される。 シコラクスは1997年9月6日から9月7日にかけて、ブレット・J・グラッドマン、フィリップ・D・ニコルソン、ジョセフ・A・バーンズ、ジョン・J・カヴェラースがパロマー山天文台の200インチヘール望遠鏡を使って発見した。その際、同じく天王星の衛星キャリバンも発見している。 シコラクスの直径はアルベド(反射能)が0.07であるとの仮定から、190kmと推定されている。また、内衛星群と異なり軌道も大きく傾いており、逆行軌道を持つ不規則衛星である。岩と氷の塊と推定されているが、その表面は異様に赤く、エッジワース=カイパー・ベルト天体と類似を示唆する。恐らく、捕獲されたカイパーベルト天体であろう。 == 命名の由来 == シコラクスという名前は、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲「テンペスト」に登場する怪物キャリバンの母である、舞台の島の元持主の魔女シコラクスにちなんで付けられた。 なお、題材となった「テンペスト」では、当のシコラクスは登場しない。息子キャリバンや主人公のプロスペロー、彼女に幽閉されていた妖精アリエル等、数人の登場人物の台詞に上がるのみの故人である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シコラクス (衛星)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|